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先日、九州の実家に帰ったのですが、その関連のお話を少し。




突然ですが、「小鹿田焼」ってご存知ですか?


(10軒の窯元があり、それぞれにある程度個性があるようですが、すべて小鹿田焼という名称で販売され、作者の名前が入ることはないようです。)




ギャラリー隆々caminoruta は、小鹿田焼をわかりやすく紹介し、取り扱っているショップです。是非ご覧ください。

(ご紹介のショップを変更しました。とってもお気に入りのお店が見つかりましたので)2011/7/21



私が生まれ育った町からすぐ近くにこの皿山はあります。

小さい頃から親からはよく聞かされていましたし、うちにも小鹿田焼のお皿などがいくつもありました。

でも、だから何ってわけでもなく、特別な思いは一切なく、18歳で上京し早20数年・・・・・・・

5年くらい前に父が病気で倒れ、それまで故郷なんて捨てたくらいの気持ちでいた私が3か月に1度は帰省するようになりました。

すると、久しぶりに見る故郷はかなり変わってしまった部分もありましたが、それでも懐かしくて懐かしくてたまらない場所でした。

そして、小鹿田焼の里に無性に行きたくなったんです。



実は父が倒れたすぐ後に私は主人と結婚式を挙げました。

両親も誰もいない二人だけの結婚式・・・・の予定でしたが、お互いに大事な友人を一人ずつ呼ぶことにして、4人だけの式を挙げたんです。

その時、私の方の友人に贈り物を、と考えたとき、真っ先に小鹿田焼が頭に浮かびました。

便利な世の中で、インターネットでも小鹿田焼が買えることを知り、素敵な商品(ピッチャー)を手に入れ、友人に贈りました。

私が生まれ育った町の土でできた焼物を贈るってなんて素晴らしいんだーって当時本当に嬉しく思っていました。



こうして、私の中で小鹿田焼はどんどん大きな存在となっていきました。

そして、気づけば私の手元にはいくつかの小鹿田焼の商品があり、今回もせっかく帰省するのだからまた何か買いたいと思っていました。

一昨年父は他界しましたが、母は元気にしています。

今回の帰省では、母とちょこちょこ出かけて楽しく過ごしてきたのですが、小鹿田焼を売っているお店にも案内してもらいました。ちょっと今回は時間もあまりなかったので皿山まではいかず、街中のお店へ・・・・・・

そこでプラプラと何かいいものないかな~と見ていたら、素敵なものを発見!




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すごい!

これ、一見すると飲み物をいただく様な器に見えますね。

手前の器は本当のお湯呑ですが、奥の器は底に穴が開いていて、植木鉢になっているんですよ♪

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受け皿がまたソーサーのようで、なんて洒落ているの~^^

迷わず買いました。 特有の「飛び鉋」という技法です。 

素敵だと思いませんか?かなりエコヒイキな気もしますが、本当にそう思います。




そして、ついでに今うちにある小鹿田焼の品を集めてみました。




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これは、父がまだ元気な頃、10年くらい前かな?

めずらしく私が帰省した時に皿山に行こうとどちらが言ったかは忘れましたが出かけて買った品。

何を買っていいのかわからず困っている私に、父が薦めくれたもの。

コーヒーカップ&ソーサーと、湯呑み。

小鹿田焼特有の飛び鉋ではありませんが、父はあえてこれを選んだのかもなぁと思っています。 

なんという技法なのかな?

 

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この写真の方が実物の色がよく出ました。

ブルーっぽい色が混じっています。



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お湯呑の方はこんな色。

こちらは茶系です。



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これは箸立て。 これは櫛描きという技法ではないかと思いますが。。。。 違うかもな^;

友人への贈り物を買う時に、私も何かほしいと思って一緒に買ったもの。

色が明るくてなんとなく気に入りました。

からし色。





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で、これはその時買ったネットショップの方がおまけでつけてくれた一輪挿し。


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最初の器と合わせて、飛び鉋の共演^^

こうやって見ると、飛び鉋にもそれぞれ違いがありますね。


そして、飛び鉋といえば、我が家には大皿と小皿のセットもあります。

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直径30センチの大皿はとても気に入っています。

祖父の13回忌の法要の際、父から渡されました。

大皿の裏には、父の字でその旨が記されています。

これぞ小鹿田焼という飛び鉋の技法で作られたこの皿。

小さい頃から目にしていて、どちらかと言えば古臭くて田舎臭くて年寄りくさい・・・・・・・・と子供のころは思っていました。

ところが年を重ねると見方って変わるのですね。

今では素晴らしいゲージュツだと思います(笑)

小皿の方は毎日のようにちょこちょこと使っています。






ところで、途中写真の中に出てきたお花は我が家に咲いているバラです。

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シェルフの上にいつも飾っているお花を一緒に写しました。

アンブリッジローズ、ナエマ、ジュビリーセレブレーションの花瓶(中央辺りのもの)を撮影で使いました。


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ガブリエル、ジュビリーセレブレーション、左奥の薄いピンク色はシャリファアスマ。

下の方にちょこっと見えるのが亡き父。

バラの花を喜んでくれているといいのですが。
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Comment

☆きよちゃんへ☆

コメントありがとう~~♪
見てくれているなんて嬉しいわ~はずかしいけど(笑)

あのピッチャー、大事にしてくれてとっても嬉しいです。
花器として使ってもらうのを想定していたので、そうしてくれてすごく嬉しいです。さすがはきよちゃん。

でも、我が家の新苗三姉妹同様、今は過保護ちゃんなのね^^
そうか、前にお邪魔したあのマンションならかなり高いところだったよね?
相当揺れたんでしょうね・・・・ピッチャーよりもきよちゃんが無事で何よりでした・・・うんうん

飾っていなくても、時々箱の中から取り出して、私と私の故郷のことを思い出してくれたらそれだけで嬉しいです~♪

またお時間あるとき覗いてみてね~

  • ふみっぺ #sLdgtBxg - URL
  • 2011/07/21 (Thu) 19:46

頂いた小鹿田焼、大切にしてます。これからも、今も、ずっと。

実は、現在、ちょっぴり過保護な状態です。(まるで、最近、横浜の素敵なお庭に届いた新苗さんたちのよう/笑)

素敵なピッチャーは、花器として使わせてもらってました。お花をさしていない時は、コレクション・キャビネットのような作りの棚の中で、お気に入りのひとつとして、飾ったりして(^^)

・・・と、ここまでは、今年三月までのお話。
あの地震のあと、大切に布に包み、今は箱の中へ。
タワーマンションは、恐ろしく揺れました…。ふみっぺに頂いた小鹿田焼、割れなくて本当によかった。お父上よ、ありがとう!
心から、そう思いました。
私にとっても思い出の品なの、あの素敵な結婚式の(^^)

もう飾ってもだいじょうぶかな、まだやめておいたほうが安全かなと、只今、箱入り娘の過保護ちゃん状態です。

そろそろ・・・うーんっ、悩む(笑)

  • きよ #- - URL
  • 2011/07/21 (Thu) 02:14
☆ネネクラさんへ☆

こんにちは。
しっとりと読んでいただけました?^^
なんだかとても嬉しいです。

やはり歳を重ねるごとにいろんな経験もして、時々人生を振り返る余裕もできてきて、そんな時ふと故郷を想うようになってきました。

あ、確かに小鹿田焼はそんなイメージあるかも知れません。どちらかというと男性的。特に飛び鉋のものは^^
小鹿田焼の焼物を見るといつも父を思い出します。

ネネクラさんはご両親が健在なんですね♪
是非、後悔の無いように親孝行してあげてくださいね。でも、親孝行って難しいですね。私も母にできるだけ孝行しようと思っています。。。

  • ふみっぺ #sLdgtBxg - URL
  • 2011/05/30 (Mon) 10:21
こんばんは^^

雨の夜にぴったりの記事ですね^^
しっとりとした気分で読ませて頂きました。

地元の特産品に対して、歳を重ねるごとに、だんだんと意味を感じるようになる…、なんとなく分るような気がします。

また小鹿田焼の風情が無骨な男性っぽいというか、お父さんっぽいというか。
結婚前に一緒に選んだことも強くイメージの中にあるのかも知れませんね。

ふみっぺさんが食器を見る時、いつもお父さんを感じているのかな。

私はまだ両親が健在ですが、やっぱり歳ですから、いつもどこか気にかけている感じです。
生きている間に親孝行しなくては…とは思いつつ、先延ばしになることも多いのです。
でも、後で後悔のないようにしておきたいと思っています。

  • ネネクラ #- - URL
  • 2011/05/29 (Sun) 22:48

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